ホームラン・拳「ぼくとアクマと魔法のことば」
日本の闇に潜む妖(あやかし)を退治するために作られた秘密組織、「日本聖奇士団」。主人公の爾史(ちかし)は、兄千波留(ちはる)とともに組織の一員だ。メンバーには必ず使い魔がおり、爾史の使い魔は菊童丸、千波留の使い魔は影童丸。主は使い魔に精気を分け与えなくてはならないが、それは当然身体的な接触…キスをすること。主は契約にもとづいて使い魔を使役できるはずだが、爾史はまだ完全に菊童丸を従わせることはできていない。菊童丸の方も新たな主である爾史を受け入れ切れていない様子。爾史はいいところを見せようと、学園で起こる怪しい事件を一人で解決しようとする。爾史と千波留の活躍を描いたシリーズ2話と、前作『喜鬼』の設定を使った短編1本が収められた作品集。
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( ゚∀゚)彡 オーバーニー! オーバーニー!
( ⊂彡
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し ⌒J
えーと、これはなにかの罠でしょうか? 爾史13歳はお目々くりくりでまん丸メガネですよ? なんか言動がいちいちカワイイですよ? 超ショートの半ズボンの下にあるケツは妙にぷりっとしてますよ? そしてなにより靴下止めつきのオーバーニーソックスを常用してますよ(作品内ではレッグウォーマーっちゅうことになってますが)? 靴下止めなんて鳩山郁子のマンガに出てくるだけかと思ってましたよ。またオーバーニーソックスで超ショートの半ズボンということは、太ももがチラーリとのぞくわけで…これが男版絶対領域ですか? 男絶対領域ってのは初めて見ましたよ!
…とまあ、かように爾史きゅんはエロカワイイわけです。BLキャラは萌え要素を必ずまとっているわけですが、ここまで過剰に萌え要素をまとったキャラは珍しいでしょう。爾史きゅんはBL界のデ・ジ・キャラットといえるのではないでしょうか。この例えも古いですが。ただでじこがそのあざとさからギャグにならざるのを得ないのに対し、爾史きゅんの場合はキャラ造形がきちんとしているために、凶悪といっても過言ではない破壊力を持っています。特にショタ属性をたんと持っている人には。やばいやばい! とにかく拳先生の「こういうキャラが好きなんだー!」という気持ちは痛いほど伝わってきます。それがまたいいんですよ!
こう書くとキャラの魅力だけに頼っている作品と思われそうですが、さにあらず。続き物のせいか、きっちりと「ファンタジックな学園もの」という世界が作り込まれ、伏線がちゃんと張られているのですね。菊童丸は前の主人と辛い別れをしていて、それが今後物語に関わってきそうな感じです。また爾史と千波留の母親はなんだかものすごいキャラで、奇士団の重要メンバーのようなんですが、まだ本編には登場していません。きっちりした世界設定があるために、すっとお話の中に入り込むことができるんですね。また小物も実はよーく考えられているところも見逃せません。爾史のオーバーニーソックスは、実は爾史の抱えるトラウマと関係しています。これはそういう伏線だったのか、と思わずヒザを叩いてしまいましたよ。しっかりした世界を構築することができるということは、すなわち作家に力があることを意味します。以前からホームラン・拳先生の力は分かっていたつもりだったのですが、こういう長編ものだと、よりはっきりと力が見えます。改めて舌を巻きます。
このシリーズは現在も継続中。是非とも何巻かのボリュームで読みたいところです。できればエロカワイイ爾史きゅんをメインにお願いしたいところです!
海王社
2006年11月20日発行
2006年11月15日購入
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コメント
たいまつさん、こんにちは。志輝です。
「ボクとアクマと~」のご感想書かれたんですね!
TBさせて頂きました。
そうそう、私も爾史の絶対領域には驚いて目が飛び出ました(笑)
私は特にショタ属性は持ってないんですが、可愛いものは可愛いと思います。
このシリーズ、現在も継続中なんですか!?
知らなかったです。
凄い嬉しい~♪
じゃあそのうち続刊なども出るんですね。
わ~楽しみです!
投稿: 志輝 | 2006年11月21日 (火) 11時38分
>志輝さま
コメントいただきましてありがとうございます。
このシリーズが続いているかどうかは実は未確認です。続けばいいなぁ、とは思っていますが。
あとはやっぱり絶対領域ですよね。絶対領域。可愛い男の子は宇宙の宝だとつくづく思います。
またいらしてくださいね.
投稿: 吉本たいまつ | 2006年11月25日 (土) 02時33分