11/3 イベント&本の紹介
これから年末にかけて、私のお友達&知り合いが関わるやおいのイベントがあります。また本も発行されます。今日はそれらを紹介したいと思います。
(1)まず今度の日曜、11月9日の「文学フリマ」で、『腐女子の履歴書』が発行されます。著者は斎藤ミツさんと文尾実洋さん。目次はこんな感じです。
「腐女子の履歴書 耽美・やおい・JUNE・BLとの50年」
<<目次>>
50代対談:三田菱子(元JUNE小説家)×小谷真理(SF・ファンタジー研究家)
40代インタビュー:西炯子(マンガ家)
30代インタビュー:三浦しをん(小説家)
30代インタビュー:金田淳子(社会学研究者)
20代インタビュー:司(ゲイ男性+腐男子)
10代インタビュー:きゃぺ。(新世代愛読者)
歴代愛読者たち20人の「履歴書」50代~10代/世代別・文化年表
ななななんすかこの豪華メンバー。さぞや高い本になるかと思えば、同人誌価格の500円。やおい、BL研究をするなら絶対に買わなければならない必携書となるでしょう。
ただこの本は「ゼロアカ道場」の一環だそうで、取り置きなし、委託なし、一人一冊限定とのこと。文学フリマに行かないと買えない本なんですね。しかも一番売れたサークルは、講談社からデビューが決まるんだそうで(他のサークルの状況はこちら)。そんなわけで一人でも多くのやおいに興味がある人に知って欲しいですし、買いに行って欲しいんですね。
ちなみにうちは一家三人で行く予定です。
(2)お友達の石田美紀さんの本が出ます。タイトルは『密やかな教育―<やおい、ボーイズラブ>前史』です。詳しい情報はこちら。
ご存じ竹宮惠子、「24年組」に少年愛を持ち込んだ増山法恵、「JUNE」初代編集長の佐川俊彦にインタビューし、やおいの草創期の状況に迫る本だそうで。これまたやおい研究の必須文献となるでしょう。楽しみです!
(3)財団法人日本性教育協会のシンポジウムが、11月29日に開かれます。タイトルは『腐女子文化のセクシュアリティ』。
座長/加藤秀一(明治学院大学教授)
(1)〈やおい・BL〉の魅力とは何か?~若き女子たちの「愛と性の教養書」~ 斎藤みつ(やおい小説研究)
(2)女性のマスタベーションとBL 守如子(関西大学社会学部専任講師)
(3)「BLすること」と「社会的なもの」の間で 石田仁(国際基督教大学ほか非常勤講師)
(4)やおいパロディにおける腐女子の規範と可能性 金田淳子(法政大学非常勤講師)
〈ディスカッション〉腐女子文化のセクシュアリティ 上記5名
座長の加藤さん以外は全員お友達です。私も混じりたい…。
このイベントは無料ですが、事前の登録が必要とのことなので、詳しくはリンク先をご覧ください。
BLをめぐる本や言説も、ようやく充実してきましたね。最初の腐女子本(この本) の騒動の時は、随分将来が悲観されたものですが、こうやって本格的に言説空間が立ち上がってくると、やっつけの低レベルな仕事は完全に駆逐されることが分かります。私も上手く支えていきたいな、と思いますね。
ついでに私の本の宣伝も、ちょびっと入れておきますね。
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